通帳の記帳をした

住宅ローンを組む際に開設した銀行口座の通帳の記帳を先日初めてした。通帳をわざわざ持ち歩くことなんてないから気付けば3年間ほったらかしだった。口座開設当時、通帳を作らないという選択肢もあったのになぜわざわざ作ったかというと、口座開設の際に銀行の窓口の人に「作った方が便利だからですよ」と言われたからだと思う。

 

通帳なんて使う機会がないし管理するのも手間だから当初は作るつもりなかったのに、専門の職業の人に反対の意見を言われてしまうとそっちが正しいような気がして考えを翻してしまう。セールストークならその是非を検討してから判断するだろうが、単に助言だとか忠告とかだとついつい従ってしまうような気がする。それはたぶん、受け入れなかったことで後悔が生じたら自分の判断が誤っていたことになるので、それならいっそ人の意見を鵜呑みにして、不都合が生じたら周囲のせいにできるという無意識の思考が働いたんじゃなかろうかと思う。

 

何かを決める時は自分で判断するべきなんだろうけど、まだまだ周囲の雑音に振り回されてしまうよなあというようなことを、記帳が終わるのを待ってる間考えていた。